ボードゲームとテレビゲームの違いは公平と平等

よくお母さんたちから「子供がテレビゲームばかりして困っています」という質問を受けます。

僕はテレビゲームで育ってきた世代なので、「?」という感じです。テレビゲームにはテレビゲームの良さがありますし、テレビゲーム=悪ではありません。もしテレビゲームではなくボードゲームをしてほしいのなら、子供が納得しなければなりません。

 

ということで、ボードゲームとテレビゲームの違いを考えてみましょう。

この2つの大きな違いはルール処理をコンピュータがするか、自分たちでするかの違いです。

テレビゲームはルール処理をコンピュータがします。超~楽です。これに対し、ボードゲームは自分たちでルールを処理しなければなりません。新しいゲームはルールを読むことから始め、間違ってないか注意しながらしなければなりませんので大変です。

 

しかし、ボードゲームは自分たちでルールを処理するのでルールの改変が容易です。今、一緒にいる人たち楽しめます。

ゲームは自分と同じくらいの上手さの人とやるのが楽しいです。人と人同士であればどうしても差が出ます。そこでテレビゲームではコンピュータにうまさのレベルを付けたり難易度に応じた冒険を作ったりするわけです。

ボードゲームであれば、ルール改変は一緒にいる人が納得さえすればすぐにできます。またどういった作戦でするのかを一緒に考えたりうまい人から教えてもらえばすぐにできるようになります。同じくらいのレベルになるのが自分たちで簡単にできるのです。

 

先日、甥っ子たちが実家でテレビゲームをしていました。中学生の兄の圧勝で兄はワーワー騒いでいるのですが、小学生の弟はただ淡々とコントローラーを動かしているだけでした。あのときの弟の死んだような目が忘れられません。

テレビゲームは、「平等」なのでこのようなことが起こります。レベルに差があればコンピュータは平等にうまい人には強く下手な人は弱くなります。

また先日のお寺 de 遊ぼうでは「レシピ」というゲームをしていたのですが、本来の麻雀のようなゲームが一緒にやる子が未就学だったので反射神経の全然違うゲームになってやっており感動してしまいました。

平等はとても危険です。だからこそ公平であるべきなのです。

 

ですから「子供がテレビゲームばかりして困っています」と答えは、

「目が悪くなるからテレビゲームはやめなさい」ではなく、「お母さんも一緒に遊びたいからボードゲームをしよう」です。子供は大人と遊びたがっています。

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