おススメ度:★★★☆☆
概要:冬眠前にたくさん餌を集めよう
人数:2~4人
年齢:4才~
種類:臆病はだれ?
レビュー
小っちゃい子でも遊べるチキンゲーム。遊べるのは4歳以上となっています。
インカの黄金みたいに、山札からカードをめくっていって冬カードが4枚揃った時点でハリネズミが1匹でも起きていたら、その時点で点数計算をすることなく負け。ハリネズミを全て眠らせておけば、点数計算して最も点数の高い人が勝ち。
点数計算は手に入れた餌カードが1枚1ポイント。手に入れる条件は、最初はハリネズミが4枚起きていて、餌カードに描かれているハリネズミの数だけ自分のハリネズミが起きていれば獲得。
ただし冬カードが4枚揃った時点でハリネズミが1匹でも起きていたら、その時点で点数計算をすることなく負けのため、適度な欲を出してずっと起きた状態にしていると負けてしまう。また冬眠させられるのは1ターンに1匹しかできないため気付いた全部冬眠させるためには、人数×4枚の山札の消費が行われる。
勘違いしやすいルールとしては、
①カード1枚の点数は1ポイント。1匹で手に入れられる餌も4匹で手に入れられる餌も獲得すれば1ポイント。
②ハリネズミを全員冬眠したとしても、山札はめくる(当然、餌カードは手に入れられない)。すなわち山札をめくるスピードは変わらない。
小っちゃい子でもできるゲームですが、大人とやっても盛り上がります。海底探検曰く、ゲームにやり慣れている人の初めてはだいたい全滅します。山札の消費は意外に早く、気づいたときにはと言った感じです。
逆にゲームをやり慣れていない人は冬カードが1枚も出ていないのに冬眠させてしまい、カウンティング(出てきたカードを覚える)であっさり負けます。
このあたりの微妙なバランスが要求されるゲームです。また冬カードを引いても餌カードの引き直しは行われないため、強制的に他の人より-1点となります。その人はリスクに耐えなければならないターンが他の人より1ターン増えます。チキンゲームなのランダムにリスクを強要させられるので、人により考え方が違く毎回ゲーム感が変わります。
淡々とやろうと思えばやれるゲームですが、ガヤを入れつつ盛り上がるのがこのゲーム。手軽にできるインカの黄金として十分に楽しめます。
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